2012年8月11日土曜日

京丹後の夏休み*まちづくりのこととか



京丹後の夏休み。

ちょうど1年前の去年の夏休みは、
3.11の傷跡深い岩手~宮城の旅に出かけたのだった。
がれき、仮設住宅、海。緑深い平泉、さんさ祭り、石巻の川開き。
色濃い景色ばかり見てきた旅で、人の心を感じた1週間。 

2011.3.11 東日本大震災。
その時を生きた私たちは、絶対忘れちゃいけない。

やっぱり人って“忘れる生き物”。
恥ずかしいことに、ブログを読んで、当時の感情を思い出した。


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さて、今年は、京都の日本海側の京丹後に出かけた。
京丹後に行く理由は「尊敬していて大好きな友達が行くから」。
シンプルな理由が一番もっともだし、
「まちづくりを学びたい」なんて答えのない問いを用意したら
その場面、場面での感動を損なう気がして。
問いはなく、感じることが今自分が求めている答え。
結局、3日間で、素朴で、地味で、ちいさなちいさな活動が、
とても大事で、尊いことを改めて感じたのだった。

↓ちゃっかり、新聞にも載っちゃった*
     
 



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京丹後で出会えたのは、
晴れた日本海の海のように心が澄んでいるキラキラした方々だった。

◆「此代地区の良さをたくさんの人に知ってもらいたい」と
 地域のレストランを営む、地元のお母さん達。
 課題は、高齢化に伴う、若手の人手不足。
 利益度外視。ボランティアで働く従業員さん。
 おいしい地元のお食事でおもてなし。
 レストランの中の大きな窓からは、雄大な日本海を魅せる。
 レストランまでの海沿いの道路には、色とりどりの花を植える。

◆京丹後は自分たちで守る!と意気込む、京丹後クラブのみんな。
 地元で生まれ育った20代の若者が、仕事の傍らゴミ拾いや棚田の保護に励む。
 「派手に遊ぶような若者でない子たちが」「人に役に立ててうれしい」」
 「活動は目立たなくていい、広げようとも思わない」

 素朴で単純で、本質的で、風化しない思い、ヒト。


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それで地域活性とかいろいろ感じたけど、
実は、最近あんまり腑に落ちないことがある。
コミュニティなんちゃらとか、ソーシャルなんちゃらとか、
フューチャーなんちゃらとか。
そんな風にして「人を集めよう」っていって、
集まってくるのは外部の人が多かったりする。
それを見過ごして、かっこいい名前を付けても、ねぇ。

だからこそ、京丹後みたく地元の方々が手弁当で、
行動を起こし、地道に地元を守っているのは素敵。

だけど、そうなんだけど、
それを「継続」させようとした時、
利益をあげること、組織化すること、会社を興すことが求められる。
でも、できない。「継続させたいけど、やり方がわからない。自信がない。」

そのヒントが、コミュニティなんちゃらとか、ソーシャルなんちゃらとか、
フューチャーなんちゃらとかなのかしら。
勉強不足だけど、今一つ、仕組みがもの足りない気がする。
それが、今の地域の課題だと感じる。

これからもっと学びます、ふふふ。

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青梅から京丹後まで行くには、車で半日かかった!
でも、距離は遠かったけど、彼らとの心の距離は近かった。

価値観は一緒。やっぱり私も田舎もんだで。田舎大好き。

また会いたいです^^ みなさま、ありがとうございました◎

2012年1月15日日曜日

時代を生きている

今日は2012115日。
昨年の年末からこの2週間の間で
昨年の出来事をこのブログに書き綴ろうと振り返ってきました。
でも、それはそれはたくさんの出来事があり、
ストーリーとして言葉を紡いでいくのが難しくて書けませんでした。

ですが、内田樹さんのブログ(-※1)を読んで、一本の筋が見えてきました。
「今の時代を生きている」という言葉が心にすとんと落ちてきたのです。

「生きている」という言葉は、
“一生懸命がむしゃらに”とか“生き延びてきた”というニュアンスではなく、
「人生が変化している」という捉え方です。

つたない文章ですが、そのことを物語る出来事をご紹介したいと思います。

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昨年の2月、鳩山元首相が推進していた「新しい公共」に関心があった私は
民間で作られた「あたらしい“新しい公共円卓会議”」(-※2) 
のMLに登録しました。
その組織は不思議な集まりで、何か具体的な活動内容を持っているわけでもなく、
代表がリーダーシップをとるわけでもなく、
単に“新しい公共”に共感する人々が集う場でした。
同じ関心層を集めやすいというインターネット特有の性質を利用した面白い集まりです。

そこで私はこの活動に興味があることをこのメーリングリストに流しました。
すると、八王子市の市民活動を精力的に行う方から、ある組織を紹介されました。
もちろんその男性には会ったことはありませんでしたが、
好奇心から「とりあえず行ってみよう」とその組織を訪ねました。

それが、公益社団法人日本フィランソロピー協会です。
なぜその協会を紹介されたかというと、
その協会を引っ張るスタッフさんが私と同じ青梅市に住んでいる、
という地縁からでした。でも会いに行ったのは大手町。なんだか変な話ですね。

お会いしてみると、その方はとても物腰柔らかく優しいオーラをまとっている一方、
姿勢をしゃんさせてテキパキとリーダーシップをとる素敵な女性でした。
その方の魅力に惹きつかれた私は、
その協会が主催する23日のNPOの次世代リーダー育成プログラムに
学生スタッフとして参加することになったのです。
(昨年の3月までは私は大学4年生でした。)
全国の若手NPOリーダーが集まる空間で繰り広げられる、
関心のある公共の分野での勉強会に
とても興奮したのを今でもはっきりと覚えています。

その研修のとあるセミナーの講師にイケダハヤトさんという方がいました。
ソーシャルメディアを利用した広報や企業マーケティングのコンサルタントとしては、
国内では第一人者と言われる方です。
彼もまた飾らない素敵な方で、面白いことには「いいっすね!」と
わくわくした表情で興味深そうに話を聞いて、アドバイスをくださる方でした。

そこで私は彼を青梅市に招こうと考え始めました。
というのも、私は地元青梅市でまちづくり団体(-※3)を立ち上げ
セミナーやイベントを開催していたのです。
青梅に呼ぼうと思ったのは、「彼にもう一度会いたい」
「彼の知っている新しくてわくわくする世界を地元のみんなに伝えたい」
という気持ちからでした。それをふと思い立ったのは、昨年の4月。
彼を招いたセミナーが実現したのが昨年の9月。
イケダさんの魅力からでしょう、そのセミナーは好評のうちに幕を閉じました。

そして、ここでまた新しい展開が起こります。
イケダさんから「『スペンドシフト』を著したジョンガーズマさんからの
インタビューを受けないか」というお話をいただいたのです。

というのも、イケダさんが雑誌プレジデントで対談(-※4)した際に、
「まちづくりをする女性リーダーの話が聞きたい」という話を
もらっていたから、ということでした。

なんということでしょうか、なんてことない青梅市に住むまちづくり好きな22歳が
海外の有名な著者さんからの取材を受けることになるとは。
(…取材は10月に受けてきました。
その後の展開はこれからのお楽しみになっています。ふふふ*)
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さて。
昨年こうして体験した出会いの連鎖の中で、
私はブログではご紹介しきれないくらいの方々との出会いと
もったいないくらいの経験をさせていただきました。
このことから、人生は変えることができるのではなく、
結果として「人生が変化していく」のだと、私は感じています。

そうした機会に恵まれる人生を生きるために大切なことは、
1.自分の“好き”を素直に楽しむこと。
2.好きな人や尊敬する人に会いにゆくこと。
3.不特定多数の人がいるインターネット社会に臆病にならず、
自分の想いをありのままに発信すること。 
そうすれば、時間や距離や所属の概念を超えて、想いが人をつなぎ、
自分の進みたい方面に自然と目の前の道が開けていきます。

内田さんのブログのように今の時代を生きるのは困難かもしれません、
けれど、この時代を楽しむコツが存在することを私は学びました。

2012年はどのような人生を生きていくことになるのでしょう。

繰り返しになりますが、
私は、人との出会いを大切にしています。
また人々を素直にさせる自然や文化を育む地域も大切にしています。
そして、彼らへの感謝を形にできる仕事をしたいと考えています。
自分の至らなさや、やっていることとの隔たりに苦しむこともあるけれど、
2012年も好きなことにまっしぐらと、前向きに一歩一歩あゆんでいきたいと思います。

最後になりましたが、様々な出会いを通じて
いつもいつも素敵な機会をくださるすべての皆様に感謝申し上げます。

<参照>
※1 内田樹さんのブログ http://blog.tatsuru.com/2012/01/09_1228.php
※2 あたらしい“新しい公共円卓会議”HP http://purc.net/
※3 青梅市のまちづくり団体 民立おうめ楽校のブログ http://umekou.jugem.jp/?eid=20
※4 イケダハヤトさん×ジョンガーズマさん対談記事 http://president.jp/articles/-/5073

読みづらい文でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました*